ブログ
2020年 5月 28日 ☆化学の勉強法☆
こんにちは!東京工業大学物質理工学院1年の小沢悠太です。
今日は
化学の勉強法
について紹介していきたいと思います。
化学は私の得意科目でもあり好きな科目でもあります。
他の科目の勉強法のヒントにもなると思うので
ぜひ参考にしてみてください。
高校化学は大きく
①理論化学 ②無機化学 ③有機化学
の3分野に分けられるので順に話していきたいと思います。
①理論化学
理論化学は溶解度や反応熱など計算が多めの分野です。
そのため理論化学の勉強法は現象理解+ひたすら演習です。
暗記することの量も出題のパターンも少ないので
いろいろな問題をたくさん解けば
似たような内容が多く問われることに気がつくと思います。
また、その反応で起きている現象を理解できると
式の意味もわかって問題文の意味が分かりやすくなるかと思います。
ガンガン演習して、是非理論化学を得意になってください。
②無機化学
無機化学は覚えることが多いため、基本的に暗記すれば点が取れる科目です。
しかし、ただ暗記するというのは難しいし苦痛だと思います。
そこで大事なのが興味・関心を持つことだと思います。
皆さんも好きなアニメやゲームのキャラクターの名前は
いつの間にかあっという間に覚えてしまうと思います。
それと同じ感覚を勉強でも感じることができたら
暗記が楽になると思いませんか?
無機化学で覚えるものの中には化合物の色や金属の精錬など
興味深いものが多くあります。
是非無機化学が面白いなと思いながら暗記を進め、得点源にしてもらいたいです。
③有機化学
有機化学はまず有機化合物の名称や性質、官能基などを覚え、
それらを使って構造決定などを行っていくため、
暗記と演習の両方が必要な分野です。
この分野の勉強法もひたすら演習だと私は思っています。
有機化学は理論化学よりも似たような問題が多く出てくるため、
基礎的なことを覚えたら構造決定を何度もやっていれば、
自分の中でパターン化ができ、スピードアップにもつながると思います。
構造決定を楽しくなるくらいまで極めて、有機化学を得意になってもらいたいです。
以上が3分野それぞれの勉強法です。
最後に化学全体を通じて
学校の教科書と図説
を使うことをお勧めします。
入試は基本的に教科書の内容が出るので一通り知識が身についたら
教科書で知識に抜けが無いかを確認できます。
また図説は実験の手順や物質の写真がたくさん載っているので
覚えるときにとても役立ちます。
是非参考にしてみてください。
以上が私の思う化学の勉強法でした。
化学を得点源にできるように頑張ってください!